新築でエクステリアを作る時に、道路から玄関までの距離がある場合は美しいアプローチを作りたいと考える方も多いでしょう。
アプローチは門から見えることも多く、住宅のイメージに影響しやすい部分でもあります。
エクステリアでアプローチを設計する場合、どんなことに気を付けておくと美しく機能的にも問題ないものにできるのでしょうか?
今回は、エクステリアのアプローチを作る時に気を付けたい、3つのポイントについてご紹介していきましょう。

■道路から玄関までの動線を考える

道路から玄関までの動線を考える
アプローチはデザイン性だけを重視してしまう場合もありますが、利便性についても加味する必要があります。
例えば、くねくねと曲がりくねったアプローチは何となくおしゃれな雰囲気を持っていますが、真っ直ぐ行けばすぐにたどり着けるにも関わらずムダに移動が長くなってしまう場合があります。
また、玄関と門までの距離が短ければ良いというわけでもなく、直線的だと門から玄関が丸見えになってしまうので、その点についても考慮しなくてはなりません。
住宅やエクステリア全体とのバランスも大切ですが、アプローチは多少のカーブを入れつつ、それなりに短い動線で移動できるものが理想的です。
デザインと利便性の両方を兼ね備えたアプローチにするために、設計士と相談しながら形を決めていきましょう。

■素材選びにも気を付ける

素材選びにも気を付ける
アプローチは素材選びも大切です。
アプローチに使われる素材には天然石やレンガ、タイル、インターロッキング(レンガ調に組み合わされたコンクリートブロック)などがあります。
天然石やレンガなどの方がおしゃれに感じられるかもしれませんが、その分費用も高くなります。
インターロッキングはコンクリートブロックでできているため費用は安いのですが、最近では機能性に優れた商品も出てきているので、住宅や予算に合わせて素材を選ぶようにしましょう。

■水はけを工夫する

水はけを工夫する
雨が降った時、アプローチに水が溜まって滑ってしまうことがあります。
アプローチはもちろんですが、エクステリア全体で水はけについて工夫する必要があるでしょう。
水はけが悪いと苔ができてしまい、見た目的にも悪くなってしまいます。
工夫するポイントとしては、透水性に優れた砂利素材を使ったり、ほんの少し勾配を付けて水が溜まらないようにしたりする方法が挙げられます。

エクステリアでアプローチを作る時に気を付けたい3つのポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
デザインと利便性、両方を兼ね備えたエクステリアを完成させたい方は、ぜひ上記のポイントを考慮しながらアプローチ作りを行ってみ