注文住宅では間取りやデザインに注目しがちですが、窓も積極的にプランニングしていきましょう。
基本はカタログから商品を選んで終わりになってしまいますが、窓の大きさやどこに設置するかによって採光や風通しの良さに影響します。
では、注文住宅で窓をプランニングする時のポイントをご紹介しましょう。

■窓には法規制がある

窓には法規制がある
注文住宅はこだわりのある住宅にできますが、全て法規制の範囲で行わなければなりません。
窓にも採光、換気、防火の規制があり、基本的には注文住宅の設計士や建築家がクリアする課題となりますが、施主もある程度知識があると理解しながら打ち合わせができるでしょう。

・採光

注文住宅における採光の有効面積はその部屋の床面積のうち、1/7以上にする必要があります。
例えば、24㎡のリビングなら採光が必要な面積は合計約3㎡となるわけです。

・換気

居室には換気に必要な窓や開口部を設けることを義務付けており、有効面積はその部屋の床面積の1/20以上に定めています。

・防火

防火は建物の種類や地域によって色々な規制があるので、自治体や国土交通省、設計士や建築家に確認を取りましょう。

■注文住宅で窓をプランニングするポイント

注文住宅で窓をプランニングするポイント
注文住宅で窓を検討する時、どんなポイントを意識してプランニングするべきか見ていきましょう。

・窓のサイズ

窓の大きさは法規制や家の構造に応じて考えていきますが、メリットとデメリットにも配慮が必要です。
例えば、大きな窓はデザイン性や眺望の良さ、開放感があるといったメリットがありますが、その分、断熱性や気密性が落ちてしまうので、それぞれの兼ね合いを考えて選んでいきましょう。

・配置

自然光は季節や時間によって日が射す角度や日射量が変わり、どの高さで取り付けるかによっても採光が異なります。
大きさや形、デザイン性、プライバシーへの配慮を意識しつつ、自然採光の取り方を考えて配置を決めてください。

・開閉の方法

引き戸や開き戸など色々な開閉方法がありますが、これは窓のデザイン性だけではなく、断熱性や気密性、通気性、防犯性などにも違いが出てきます。
取り付ける部屋や配置に応じて開閉方法を選んでいくことも大切です。

・デザインや素材

注文住宅では外装と内装のデザインに強くこだわっている方が多いと思うので、窓も家のイメージに合わせてデザインを選択してください。
近年はデザインだけではなく、サッシやガラスの種類も多様化しています。
採用する素材によっても性能が違うので、特徴を確認した上で選びましょう。

知識がないからと設計士や建築家に頼りっぱなしだと、イメージと少し異なる窓になってしまう可能性があるでしょう。
注文住宅は自由度の高さが魅力なので、積極的に窓のプランニングに関わっていくことをおすすめします。